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関東地方の公立高校で男子校、女子校はどれくらいあるか(2023年3月現在)[2023/8/28追記]

*2023/8/28に一部内容を追記しました。学校数の変化やその他内容に大きな変化はありません。

追記した部分は「*2023/8/28追記」と書いた上で文章を入力しています。

 

関東地方の公立高校で男子校や女子校がどれくらいの数があるのかを調べました。

昔、公立高校の男子校、女子校に関しては関東地方では埼玉県や北関東位でしか残っていないということを聞いた記憶がなんとなくあるため調べてみました。

 

調べ方としては、茨城県、神奈川県、千葉県は年度は違いますが、学校別の男女生徒数があったので、そこから更に各学校のホームページも確認しました。

群馬県、埼玉県、東京都、栃木県は公立高校の定員募集のページに対象としている性別の記載があったので、それを参考にしつつ、各学校のホームページも確認しました。

栃木県に関しては「とちぎの県立高校2022」も利用しました。

また、おおまかな学校数の把握としては、wikipediaも利用しました。

参考にしたページは1番下に記載しておきます。

 

*2023/8/28追記

学校別の男女別の生徒数が分からない県(都)があるので、茨城県以外にも共学ですが、女子生徒もしくは男子生徒しかいないという高校が関東地方の他県(都)にもあるかもしれません。

 

他の記事にも言えますが、データは県や都等のものなので正確ですが、私が記事や表を作る段階で何らかのミスをしているかもしれません。
実際にこれまでもミスがあり、記事修正したことがあります。
何かミス等がありましたらコメント等でご指摘をお願いいたします。

 

都道府県名 男子校 女子校 備考欄
群馬県 6 6  
埼玉県 5 7  
栃木県 4 5 女子校が1校共学に移行中
千葉県 0 2  
茨城県 0 0 令和3年度に実質的女子校あり
神奈川県 0 0  
東京都 0 0  

 

群馬県:男子校6校。女子高6校

男子校:太田高等学校、渋川高等学校、高崎高等学校、館林高等学校、沼田高等学校、前橋高等学校


女子校:太田女子高等学校、渋川女子高等学校、高崎女子高等学校、館林女子高等学校、沼田女子高等学校、前橋女子高等学校

 

・埼玉県:男子校5校。女子校7校

男子校:浦和高等学校、春日部高等学校、川越高等学校、熊谷高等学校、松山高等学校

 

女子校:浦和第一女子高等学校、春日部女子高等学校、川越女子高等学校、久喜高等学校、熊谷高等学校、鴻巣女子高等学校、松山女子高等学校

 

・栃木県:男子校4校。女子高5校

男子校:宇都宮高等学校、大田原高等学校、栃木高等学校、真岡高等学校

 

女子校:宇都宮女子高等学校宇都宮中央女子高等学校 (*共学化中)、大田原女子高等学校、栃木女子高等学校、真岡女子高等学校

 

・千葉県:女子校2校
女子校:千葉女子高等学校、木更津東高等学校

 

・栃木県の備考欄に関してですが、宇都宮中央女子高等学校は共学の宇都宮高等学校に移行中で、女子校の学年と共学の学年があるようです。
完全移行までは2校が併置されるということです。
(http://www.tochigi-edu.ed.jp/utsunomiyachuojoshi/nc2/index.php?key=jojudehe2-260#_260)
(https://www.tochigi-edu.ed.jp/utsunomiyachuo/nc3/a2b7e19df1d869d031ae62b5d72c72cb)

 

茨城県の備考欄に関してですが、「実質的女子校」というのは共学ですが女子生徒しかいないという状態のようです。

令和3年度では茨城県内では元女子校で現共学の「水戸第二高等学校」と「日立第二高等学校」の2校がこの状態のようです。

これに該当する水戸第二高校学校がホームページによると実質的女子校という記述をしているので、この呼び方を使います。

(https://www.mito2-h.ibk.ed.jp/bf0fd47d6eefb674ba245f73f8a94454/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE%E7%9A%86%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%B8/%E5%8F%97%E9%A8%93%E7%94%9F%EF%BC%B1%EF%BC%86%EF%BC%A1)

 

・実質的女子校ではありませんが、限りなく近い存在として水戸第三高等学校があります。

水戸第三高等学校は元女子校の共学高校で、普通科と家政科、音楽科のある高校です。

家政科や音楽科に関しても、家政科は全員女性の音楽科もほぼ女性なのですが、専門学科は他の高校も男女比率が極端なことは珍しくありません。

ですが、基本的に男女比が極端になりにくい普通科に関しても男子生徒がいるものの、限りなく実質的女子校のような形になっています。
令和3年度は普通科が3学年で男子4名、女子708名の合計712名です。

これらのことから、水戸第三高等学校も「水戸第二高等学校」と「日立第二高等学校」に近い存在だと言えます。

 

*2023/8/28追記

上記の茨城県にある実質的な女子校のような学校は他の地方の他県にもあり、自分が現在把握している限りでは、山形県に共学ですが女子生徒のみの高校が1校と共学ですが男子生徒のみの高校が1校あるようです。

上記の2校以外にも、共学で音楽学科には男子生徒がいますが、普通科には男子生徒が0人という高校が1校あるようです。

また、岩手県にも共学ですが女子生徒のみの学校が1校あるようです。

自分が調べきれていないだけで、他の都道府県にも同じような学校はあるかもしれません。

saitamakenmin-kari.hatenablog.com

saitamakenmin-kari.hatenablog.com

 

 

・公立の男子校や女子校がある県に関しても徐々に男子校や女子校の数自体は減ってきているようです。
例えば、最近ですと栃木県で足利高等学校と足利女子高等学校が統合され、共学になっています。

また、前述した宇都宮中央女子高等学校は宇都宮中高等学校という共学に移行中です。

 

情報元

・各学校のホームページも確認しましたが、数が多くなるのでここには載せていません。

 

茨城県教育委員会「令和3年度 県内市町村等教育委員会・学校データ」

https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/welcome/toukei/gakkou/school/r3/21school.html

・神奈川県「令和4年度 公立小・中学校等の児童・生徒数、学級数、教職員数及び公立高等学校等(全日制・定時制)の生徒数、学級数一覧」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t8d/edu_stat/members/r4_page.html

群馬県教育委員会「令和5年度群馬県公立高等学校生徒募集定員」

https://www.pref.gunma.jp/site/kyouiku/101713.html

・埼玉県教育委員会「令和5年度生徒募集人員一覧」
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2207/nyugakusya-senbatsu/boshujininichiran.html

・千葉県「令和3年版教育便覧」
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/seisaku/kouhou/kyouikubinran/r3.html

・東京都「令和5年度東京都立高等学校等の第一学年生徒の募集人員等について」
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/release20221020_01.html

・栃木県「令和5(2023)年度栃木県立高等学校の生徒並びに特別支援学校の高等部の生徒及び幼稚部の幼児の募集定員の見込みについて」
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/r5bosyuuteiinnmikomikisyahappyou.html

「とちぎの県立高校2022」

https://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/tochiginokenritsukoukou2020.html

wikipedia「日本の男女別学校一覧」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%88%A5%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7